数々の離婚相談・解決からわかる 実際に離婚に至るまでの流れ

よく弁護士がバラエティ番組とかに出た時にどんなときに離婚できるか、というネタがあります。  

モラハラなら離婚できるかとか、宗教にはまったらどうかとか、浪費妻だったらどうかとか、ネタとしては盛り上がりやすいのだと思います。

しかし、実際の法律相談ではあまり意味のない質問かなと私は思っています。

 

離婚できるか、というのは言い換えれば裁判所が離婚するという判決を出すか、ということです。

法律相談に今離婚裁判が係属していて明日結審するんです、という人は来ないと思います。

多くは離婚したいがこれからどうしようか、という方だと思います。

そうすると、まず考えるのは協議離婚できないか、ということでしょう。

次に別居すればどうか、調停でなんとかならないか、ということになってきます。

どうしてもまとまらなくて裁判になったとき、判決で認められるか、というのははるか先の話です。
 
裁判所が離婚を認めるのは精神病とかレアケースを除くと、不倫か婚姻が破綻している場合ということになります。
 
婚姻破綻の前提となる事情は裁判までにどんどん変わっていきます。
 
また、そもそも判決まで行くケースが全体からすると少数だと思います。
 
現時点の事情を前提に、判決で離婚が認められるかを考えることにそれほど意味はないのではないかと私は思います。

 

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