モラハラは、家庭の中で繰り返され、第三者に見えにくいことがあります。「自分が我慢すればよい」と考えず、出来事を具体的に記録してください。
証拠の例
- メール、メッセージ、SNSのやり取り
- 暴言や威圧的な言動の録音
- 日時、場所、発言、子どもの様子を記した日記
- 物を壊した状況、けが、室内の写真
- 医療機関の診断書、受診記録
- 警察、自治体、相談機関への相談記録
- 家族、友人、学校・園などへ相談した記録
- 生活費を渡さない、口座を管理するなど経済的圧迫の記録
- 位置情報の監視、頻繁な連絡、行動制限の記録
一つの強い証拠がなくても、時系列に沿った複数の記録により継続性や深刻さを説明できることがあります。
安全な保存方法
相手方が端末やクラウドを確認できる場合、証拠を同じ端末だけに保存すると発見・削除される危険があります。安全なアカウント、信頼できる第三者、外部記録媒体などを検討します。
録音や撮影の方法、他人のアカウントへのアクセスには法的な問題が生じることがあります。危険な状況で証拠を取ろうとせず、現在ある記録を持って相談してください。
離婚理由・親権との関係
モラハラの有無は、離婚原因、慰謝料、別居の必要性などに関係します。2026年4月以後の親権者指定では、身体的DVだけでなく、精神的・経済的・性的DVなどにより父母が共同して親権を行うことが困難かどうかも重要です。
証拠の量だけでなく、誰に対するどのような行為か、子どもが見聞きしているか、別居後も危険が続くかを整理します。
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この記事は2026年7月23日現在の法令・裁判所及び法務省の公表資料に基づく一般的な説明です。実際の見通しや必要な手続は、離婚時期、子どもの状況、父母間の関係、財産の内容などにより異なります。