面会交流で虐待等子の福祉に反する事情がなく面会でもめるのは多くの場合両親間の信頼関係の欠如に原因があります。
これはなかなかむずかしい問題で、一方は信頼がないから会わせたくないといい、もう一方は会わせてくれないから信頼できないといいます。
鶏か卵かという話になるとどっちが正しいのか究極的にはわからなくなってしまいます。
面会交流の調停において、試行的面会というのがよく行われます。
見解の相違は別としてとりあえずやってみてどうなのか見てみようということです。
これがはまるときはものすごく事態が好転する場合があります。
相手方を信頼できない理由というのは多くは仮定に基づいており、実際にやってみて懸念が払拭されるということがあるからです。
まあやってみてやっぱりダメなことがわかったという場合もないではないですが・・・
それはそれでスッキリして審判とか次の段階に進めるという効果があると思います。