60代専業主婦の女性が弁護士の代理交渉により離婚を成立させた協議離婚の事案

  • 性別:女性
  • 年代:60代
  • 職業:専業主婦
  • 別居の有無:同居
  • 子どもの有無:有(成人)
  • 財産:動産のみ
  • 初回相談から解決までの期間:4ヶ月で協議離婚成立後、年金分割が調停により成立
 

相談のきっかけ:

長年離婚を考えていたが、離婚が可能かどうか相談したいということでご相談があった。
 

弁護士の見極め:

DVや浮気等の明確な離婚原因(離婚を成立させるために必要な要件)と考えられるものが無かったため、交渉での離婚成立を目指すことを方針とし、協議離婚でまとめることにしました
 
熟年離婚であると、基本的に子どもに関する争点が無く、また長年の婚姻生活の中で離婚もやむを得ないという相互認識が醸成されていることが多いため、他に多額の財産分与等の争点がなければ一般的に協議がまとめやすいということがあります。早速、夫との交渉に入りました。
 
妻側の代理人として、依頼者の意志を優先するため、夫との電話及び対面での交渉については、すべて弁護士が代理し依頼者は同席はされませんでした。3ヶ月の期間を経て、夫は離婚に同意、離婚届に押印して離婚の成立となりました。
 
年金分割については、専業主婦であった依頼者が確実に分割を得られるよう、離婚が正式に成立した上で年金分割の調停を申し立て、無事上限の按分割合である50%を獲得することとなりました。事務所として調停が成立後、年金事務所での手続きまでフォローしました。

 

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